【対策】猫が留守番で死んでた?危険な死亡事故を防ぐためにできる5つのこと

PR
【対策】猫が留守番で死んでた?危険な死亡事故を防ぐためにできる5つのこと
  • URLをコピーしました!

猫が留守番中に死んでしまったというのは、飼い主にしてみたら耐え難く、とても心を痛ませるものです。

このような悲劇を防ぐためには、わたしたち飼い主が十分に準備をしてあげることが必要です。

  • 猫が留守番中に死亡する原因や事故を防ぐ方法が知りたい。
  • 猫の留守番期間の限度や準備について知りたい。

そんな飼い主さんのために

  • 猫の留守番中に起こりうる危険の種類
  • 危険についての対策
  • 留守番期間の限度や注意点

を本記事で紹介いたします。

様々な危険があることを事前に知っておくだけでも安全意識が高まり、愛猫の危険のリスクを軽減できます。

ぜひ、一読していただいて愛猫のために
危険をすこしでも取り除いてあげてください。

知識は大きな予防策です。

ぜひ愛猫のために読んでみてくださいね。

目次

 猫が留守番中に死んでしまう原因

猫を飼っている方にとって、留守番中に突然亡くなってしまうという事態は、とても悲しいことです。

では、猫にはどんな危険があるのでしょうか。
猫が亡くなる原因について、詳しく見てみましょう。

一般的な原因は以下の12個です。

1.  誤って何かを飲み込む(誤飲)
2.  間違ったものを食べる(誤食)
3.  自由に外に出てしまう(脱走)
4.  怪我をしてしまう(けが)
5.  高い場所から落ちてしまう(転落)
6.  熱いものに触れてしまう(やけど)
7.  電気に感電
8.  窒息してしまう
9.  水に落ちて溺れる
10.  夏場の暑さで熱中症になる
11.  餓死・脱水症状
12.  持病の悪化や急病

他にも危険な要素は存在しますが、代表的な原因はこれら12個です。

それぞれの原因について、詳しく説明していきましょう。

①誤飲

猫は気になるものを口に入れてしまう傾向があり、もし誤って口に入れてしまった場合、取り出すために大きな手術が必要になることもあります。

特に注意が必要なのは以下の5つ。

紐やひも状のもの

特におもちゃや輪ゴムなどの紐状のものは危険です。

猫の舌はざらざらしているため、紐をなめるうちに体内に誘い込んでしまうことがあります。

最悪の場合、腸閉塞という状態になり、緊急手術を行わなければなりません。

セーターなどのウール製品

セーターやスポンジ、段ボールなどを食べてしまう猫もいます。

特に早い時期に離乳せず、母乳をしっかりと摂取していなかった猫に多いです。

もし、毛布などの噛み癖がひどい場合は、医師に相談しましょう。

人間の薬やサプリメント

猫は薬のアルミシートを噛んで遊ぶのが好きです。

しかし、風邪薬や解熱鎮痛剤のような人間の薬にはイブプロフェンやアセトアミノフェンが入っていて、とても危険です。

猫にはこれらの薬を分解できる酵素が存在しないため、肝不全や腎不全になってしまうリスクがあります。

除草剤や駆虫薬、洗剤

ボトルのキャップから薬剤が漏れていると、猫の体や足に付着してしまい、なめてしまうことがあります。

塩素系の洗剤や漂白剤には、タンパク質を溶かす効果があるため、消化器系に影響を与えてしまうことがあります。

アロマオイル

猫にとってアロマオイルは危険です。

肝臓障害を引き起こしてしまう可能性があります。

その上、猫は嗅覚が鋭いので、香りもNG。

飼い主さんがアロマで癒されたい気持ちは理解できますが、なるべくアロマオイルの使用は避けるか、使う場合はしっかり保管し、猫の近くで使用しないようにしましょう。

以上の5つは特に多い誤飲事例なので、きちんと対策を取っていきましょう。

②誤食

誤食で多いのが観葉植物です。

猫には食べてしまうと猛毒な観葉植物がたくさんあります。

また人間にはおいしいものでも猫には有毒な食べ物もあるのでしっかり覚えておきましょう。

観葉植物

ユリ系は花も花粉も茎も葉もいけている水ですら猛毒となります。

口に入るとよだれや嘔吐、食欲不振が見られ24時間以降に腎機能の低下が始まり、急性腎不全に陥って最悪死に至ってしまいます。

絶対に家の中に持ち込まないようにしましょう。

他にも毒性のある花が多いので、猫がいる家庭は観葉植物は避けたほういいでしょう。

他の毒性のある植物

アジサイ・ポトス・アロエ・チューリップ・ユリスイセン・クロッカス・アザレア・ツタ・アマリリス・シクラメンなど多数

キッチン

人間には無毒でも猫にとっては有害な食品もあるので注意しましょう。

そば・パパイヤ・ブドウ・マンゴー・イチジク・ネギ・ニラ・アボカド・玉ねぎ・ニンニクなど

ネギやニラの葉っぱで遊んでいるうちに、かじってしまったなんてことが多いので注意しましょう。

神経症状を起こす可能性があるので絶対に近寄らせないでください。

③脱走

猫の体は柔軟で足音も立てません。

ちょっと開いているドアや窓から外に出てしまいます。

外では車の事故やウィルスの感染の危険もあるので、脱走を防ぐことは非常に重要です。

④ケガ

ドアが急に閉まってしまい、体を挟んでしまうことがあります。

高層階のマンションなどでは風圧も強く、勢いで閉められることがあるので、注意が必要です。

また、ゲージの上部が格子状で、ねこが足を引っかけて捻挫したり骨折してしまうこともあります。

ゲージの上に座布団やパネルを敷いて、足が絡まないようにしましょう。

⑤転落

高層マンションやアパートのベランダから転落してしまうことがあります。

網戸は簡単に開けられるため、柵などで工夫してベランダに出ないように注意しましょう。

⑥やけど

冬場に低温やけどをしてしまうことがあります。

暖かいストーブやヒーターなどが、長時間皮膚に触れないようにしてください。

⑦感電

コンセントにささったプラグをかじる子もいます。

また、オス猫がスプレーをする場合、コンセントにかかってしまい漏電の危険があります。

猫のスプレーの位置と丁度かぶる位置にあることが多いので注意が必要です。

また、電気コードにも注意。

長いコードがむき出しになっていると、猫がかじることがあります。

かじってしまったことで感電してしまう可能性があります。

⑧窒息

猫はレジ袋などのカシャカシャという音や触感が好きです。

野生時代の習性から、獲物の骨をかむ音に似ていると言われています。

穴倉などで暮らしていたことから、小さな箱や袋に入りたがります。

特に、レジ袋は首に絡まってしまい窒息の危険があるので、注意が必要です。

また、ブラインドのひもに飛びついて首が絡まってしまう事故も起こることがあります。

⑨溺死

お風呂のお湯がそのままの状態だと、猫が滑って落ちることがあります。

猫が落ちないように、お風呂の蓋を閉めるか、水を抜いておくようにしましょう。

⑩熱中症

エアコンの設定温度は26~27度が適切です。

停電などでエアコンが止まってしまうと、熱中症になる危険性があります。

閉じ込められる

ドアが閉まってしまって出られなくなることがあります。

夏にエアコンのない部屋に閉じ込められると熱中症になってしまう可能性があります。

また、子猫は狭い場所に入り込んでしまい出られなくなってしまう子もいます。

⑪餓死・脱水

何日も旅行などで不在となり餌や水がなくなってしまうことがあります。

ご飯が出なかったり、猫がぶつかって倒してしまったりして、水がなくなってしまい飲めなくなると脱水してしまうことがあります。

⑫持病の病気の悪化や急病

飼い主がいないストレスなどで持病が悪化してしまうことがあります。

トイレが汚くなり、膀胱炎になったりひどくなると、数時間で命を落としてしまう可能性があるので注意が必要です。

猫を留守番中に死なせない5つの対策

では、猫を死なせないためにはどんな対策が必要になってくるのでしょうか?

5つの対策を実行しましょう。

①片づける

とにかく、日常生活で掃除する癖を身につけましょう。

これは意識しないと身につきません。

私も物を放りっぱなしにする性格でした。
ある日、つい出しっぱなしにしてしまった紐のおもちゃを猫が飲み込んでしまったのです。

大事にならなかったものの、猫に苦しい思いをさせてしまいました。

それからは、部屋を片づける習慣を身につけ、
決してひものおもちゃは出しっぱなしにしないようにしています。

猫のためにぜひ片づけをし、彼らの手の届かない所に物をしまう習慣を身につけましょう

観葉植物などを飾りたい場合は、ガラスのケースに入れるか、猫が触れない場所に天井から吊り下げるなどの工夫をして楽しみましょう。

ドアストッパーや柵

ドアによる事故や脱走などの対策には、ドアストッパーや柵などを利用しましょう。

ドアストッパーは猫を閉じ込めることを防止するのにも役立ちます。

戸締りをしっかりする

脱走対策にはこれしかありません。猫が外に出たがっても室内で過ごせるように、安全なおもちゃなどを用意して注意を引きましょう。

感電対策

電気コードやコンセントにはカバーを取り付けましょう。

熱中症対策

エアコンの設定温度や停電時のことも考えてあらゆる準備をしましょう。

詳しくは別の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。

猫の留守番期間の限度や準備について

猫が留守番できる時間は1泊2日までです

それ以上の場合は、安全面を考慮し、ペットシッターやペットホテルに預けることをお勧めします。

また、ペットシッターやペットホテルのポイントをまとめたこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

留守番中の危険対策チェックリスト

では、猫の危険を回避するための簡単なチェックリストで外出前の確認に役立ててみてください。

  • 戸締りは適切に行われていますか?
  • 猫が自由に出入りできる部屋は制限されていますか?
  • ドアストッパーでドアを固定していますか?
  • コンセントや電気コードには対策がされていますか?(例: カバーの使用)
  • お風呂場の水は排除されていますか?または蓋をしていますか?
  • 観葉植物は猫の手の届く範囲に置かれていませんか?
  • エアコンの設定温度は適切ですか?
  • 十分な水と食事が用意されていますか?
  • トイレは清潔に保たれていますか?
  • 紐や小さな薬などは適切に収納されていますか?
  • 猫が倒れやすいものはありませんか?

これらを最低限確認していきましょう。

その他、こちらの記事にもチェックリストがありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

出かける前には、玄関ドア付近などで確認できるようにしておきましょう。

見守りカメラで安全を外から確認

見守りカメラを使用することで、外から安全を確認することができます。

今は非常に便利な社会となっています。

室温などを感知したり、トイレに行く回数で無事を確認したり、トイレや給餌機にカメラが装備されているなど、さまざまな種類の見守りカメラがあります。

ぜひ、猫の安全のためにも用意してあげてください。

まとめ

猫だけのお留守番では、私たちが想像もしないようなトラブルがたくさん起こります。

そのため、私たち飼い主が危険をできるだけ回避するように気を付けてあげなければいけません。

安心で安全なお留守番ができるよう細心の注意を払ってあげましょう。

そして、できるだけ早く帰宅してあげてくださいね。それが一番の対策です。

私自身も気を付けながら、皆さんの愛猫が安全にお留守番ができることを心から願っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次