猛暑が続く夏の時期に、私たちの大切な家族である猫の健康と安全を守るためには、留守番中の暑さ対策が欠かせません。
- どうやって暑さ対策をしたらいいの?
- エアコンはやっぱり必要?
- うちの猫はエアコン嫌いなんだけどな~
という飼い主さんのために
- エアコンなし留守番の危険性と対策
- 猫が留守番中の夏のエアコン対策
- 猫が留守番中エアコン使用時の注意点
について紹介します。
エアコンを使わずに猫をお留守番させる場合、その危険性や対策方法をしっかりと理解することが重要です。
留守番中の猫の健康を守るために知っておくべきポイントを解説しますので、ぜひ愛猫のために一読していただきたいです。
愛猫の快適な留守番生活の手助けになればいいと思います。
エアコンなし留守番の危険性と対策
猫はエアコンなしで夏を乗り切れるの?
猫は犬に比べると暑さに強いですが、最近の日本の夏は酷暑なため、冷房なしでは熱中症になってしまう可能性があります。
熱中症は命を落とす可能性もあるため、エアコンと上手に付き合って、猫のためにできる限りの対策をすることが重要です。
エアコンなしで猫を留守番させるときの6つの対処法
エアコンなしで留守番させるのは危険です。
特に、夏場は気温が上がりやすく、猫が熱中症になってしまう可能性があります。
エアコンなしで猫を留守番させる場合は、以下の6つの対処法を参考にしてください。
- 部屋の喚起をよくする
- サーキュレーターを活用する
- 保冷材や冷感シートを活用する
- 直射日光をさけた部屋を用意する
- ケージや寝床は日陰で涼しい場所に移動する
- 新鮮な飲み水を多めに用意する
それぞれ簡単に説明しましょう。
①部屋の喚起をよくする
風通しをよくして常に喚起ができるようにしておきましょう。
その際に、猫の脱走を防ぐための対策もしておくことが重要です。
網戸をペット専用の破れにくいものにしたり、
必要以上に窓が開閉しないようにしましょう。
②サーキュレーターを活用
サーキュレーターを活用して部屋の空気を循環させましょう。
電気の配線は猫がいたずらしないようにカバーを取り付けるなどの対策は必要です。
③保冷材や冷感シートの活用
クールベッドや保冷剤、冷感シートを活用して涼める環境を作りましょう。
凍らせたペットボトルも効果的です。
ただし、保冷材は猫が噛んで中身を誤飲してしまう危険性があるため、ペット専用のものを使用するようにしてください。
タイルや大理石などの床材にお腹をのせると、猫は体を冷やすことができます。
④直射日光をさけた部屋を用意
直射日光が当たる場所にはカーテンやブラインドを閉めましょう。
部屋を行き来できるようにして、猫が涼しい場所を探せるようにします。
その際に、お風呂場の水やキッチンの危ないものなどの危険対策はやっておきましょう。
⑤ケージや寝床は日陰で涼しい場所に移動
ケージや寝床は直射日光の当たらない場所におきましょう。
⑥新鮮な飲み水は多めに
新鮮な飲み水は多めに確保しておきましょう。
夏は部屋の中でも水の蒸発が早いし、猫の飲む量も多くなります。新鮮なお水をいつでも飲めるようにしておきましょう。
これらの対策をすることで、猫がエアコンなしでも快適に過ごすことができるでしょう。
ただし、エアコンなしで留守番させるのはあくまでも緊急時や短時間に限ります。
長時間留守番させる場合は、エアコンを必ず使用してください。
また、猫の性格や体調によっては、エアコンなしで留守番させるのが難しい場合もあります。
その場合は、ペットホテルやシッターに預けることを検討してください。
気温がたいしたことなくても室温は思った以上に上がるときもあります。
これくらい大丈夫かな?という油断が猫の命の危険にさらすことになりかねないので十分に注意してあげてくださいね。
次にエアコンを使った場合の注意点を紹介します。
猫が留守番中の夏のエアコン対策
では、エアコンを利用する場合はどんなことに気を付けるとよいのでしょうか?
エアコン使用時の対策と注意点を解説しましょう。
猫エアコン何度から?
目安として外気温が27度以上湿度が60パーセント以上はエアコンをつけましょう。
猫がお留守番中にエアコンの設定温度をどのくらいにすべき?
設定温度は27度前後が猫が快適に過ごせる温度です。
猫がお留守番中にエアコンを連続運転にすべき?
エアコンをタイマーで運転するよりも、連続運転でつけっぱなしのほうが安全です。
- タイマーの間違いを防ぐことができる。
- 一定の温度を保つことができる。
- 猫にも電気代にもやさしい。
エアコンをタイマーで運転すると、誤って設定温度を変更してしまう可能性があります。
また、エアコンが停止すると、室温が急激に上昇することがあります。
そのため、エアコンを連続運転でつけっぱなしにしておくことが、猫の安全のためにも電気代節約のためにもいいでしょう。
猫が留守番中にエアコンを使用することで、電気代が高くなることは避けられますか?
一定の温度を保つようにすれば電気代も節約できます。
猫のお留守番中にエアコンだけでなく扇風機も使うべき?
扇風機は猫がけがをしてしまう恐れがあるので留守番中は避けましょう。
エアコンが苦手な猫のために
エアコンが苦手な猫が大多数です。
対策としては次の点に気を配ってあげてください。
- エアコンの風が直接当たらないようにする。
- エアコンの設定温度を下げ過ぎない。
- エアコンの運転音を低くする。
- 猫ちゃんが快適に過ごせる場所を用意する。
猫はエアコンの風が直接当たると、体調を崩してしまうことがあります。
そのため、エアコンの風が直接当たらない場所で過ごせるようにしましょう。
また、エアコンの設定温度を下げ過ぎると、寒いと感じてしまうことがあります。
そのため、エアコンの設定温度は、27度から28度程度にするのがおすすめです。
エアコンの運転音が大きいのも、猫は苦手なようです。
そのため、エアコンの運転音を低くできるモードがあれば、そのモードを使用するようにしましょう。
猫が快適に過ごせる場所を用意することも大切です。
エアコンがある部屋と行き来できるような部屋か
それに代わる場所(例えば押し入れとかかまくらタイプの温かいベッド)を用意してあげましょう。
冷たい床や、水に濡れたタオル、冷たいおしぼりなどを好むことがあります。
そのため、これらのものを過ごしやすい場所に用意しておきましょう。
猫が留守番中エアコン使用時の注意点
夏に猫を留守番させるとき、エアコンを使用する際の注意点をいくつかご紹介します。
注意点 | 内容 |
エアコンの温度設定 | 26~28度に調整。猫は暑さに弱いため、寒すぎると風邪や体調不良のリスクがあります。 |
風向きの調整 | 猫の体に直接風が当たらないように。 |
フィルターの掃除 | 定期的にエアコンのフィルターを掃除。汚れるとエアコンの効果低下や猫の健康影響。 |
故障に注意 | エアコンのトラブルに気をつけます。 室温上昇で猫の熱中症リスクが高まります。 |
猫の様子の確認 | エアコン使用中は猫の状態をこまめにチェック。暑さを感じている場合は調整。 |
停電対策 | 夏は集中豪雨や雷雨などで停電してしまうこともあります。 停電しても猫が快適に過ごせるように冷感シートやひんやりした場所は必ず用意しておきましょう。 |
この表にまとめられた注意点を遵守することで、猫が夏を快適に過ごせるようになりますのでぜひやってみてくださいね。
基本的な夏のお留守番対策のまとめ
以上、注意点や対策について紹介してきましたがいっぱいあってわかんなくなっちゃったという人のためにもう一回おさらいしましょう。
熱中症対策
- エアコンの設定温度は27~28度。
- 水を多めに用意する。
- 直射日光は避けてカーテンやブラインドをする。
- クール用品を置いておく。
エアコンの寒さ対策
- エアコンの風を直接猫にあてない。
- 部屋の温度が下がりすぎないようにする。
- エアコンのない部屋と行き来できるようする。
- 猫の避難場所として押し入れやかまくらタイプのベッドを使用する。
安全対策
- 猫が熱い部屋に閉じ込められないようにドアストッパーなどで対策をしておく。(クローゼットなど)
- お風呂場の水を抜いておいたり、やキッチンの危ないものは片しておく。
- 電気コードやコンセントはいたずらしたりすると感電の危険性があるためカバーをしておく。
- エアコンに乗ってしまう猫がいるので、エアコンに乗らないような部屋の配置にする。
まとめ
最近の夏は酷暑です。
人間の熱中症対策と同じように猫にも熱中症対策が必要です。
どうか愛する猫ちゃんが快適にすごせるようにして安心してお留守番できる環境にしてあげてくださいね。
そしてなるべく早く帰宅してあげましょう。
私もダッシュで帰宅します^^;